高校生が2022年から必修で学ぶことになった科目「情報1」は2025年からの共通テストにも出題予定となっているため、受験生は対策必須と言えるでしょう。
※情報1の共通テストについて詳しく解説した記事もぜひ参考にしてください。
高校生の中には今のうちから情報1の勉強・対策をしっかりするために、情報1の参考書を買いたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は2023年4月時点における情報1の参考書を一挙にご紹介していきます。各参考書の内容や特徴などもご紹介していきます。
また、筆者も実際に情報1の参考書を3冊買ってみたので、その3冊に関しては筆者の正直な感想・レビューも記載していきます。
※情報1の問題集2023年最新版!内容や特徴・料金まとめもぜひ合わせてご覧ください。
情報1の参考書①:高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本
まず最初にご紹介する情報1の参考書は「高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本」です。
かんき出版から2022年4月21日に出版されており、ページ数は144ページです。本記事の筆者も実際に購入して読んでみました。
実際に読んだ感想ですが、とにかく具体例が多いと感じました。そして、その具体例も文化祭や部活など高校生が身近に感じられるものが多く取り上げられていました。また、イラストや図解も豊富に用意されています。
なので、情報1の参考書としてはかなりわかりやすいと感じました。
ページ数もそこまで多くないので、情報1の基本をサクッと学ぶには非常に使える参考書だと思います。
しかし、練習問題はあまり用意されていないので、情報1の問題も合わせてたくさん解きたい人にはあまり向いていない参考書かもしれません。
情報1の参考書②:高校 とってもやさしい情報Ⅰ
2つ目にご紹介する情報1の参考書は「高校 とってもやさしい情報Ⅰ」です。
有名な出版社である旺文社から2022年9月20日に出版されており、ページ数は104ページとなっています。
こちらに関しても筆者も実際に購入して読んでみました。
実際に購入して読んでみた感想ですが、イラストや図解よりも文字による説明・解説が多いと感じました。
なので、1つの分野や用語に関しては割と深く学習できるのがメリットかと思います。
一方で、文字を読むことを苦痛に感じやすい高校生にはあまり向いていない参考書かと思います。
また、先ほどご紹介した参考書「高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本」と同様に練習問題はあまり用意されていませんでした。
情報1の参考書③:学校で習っていなくても読んで理解できる 藤原進之介の ゼロから始める情報I
3つ目にご紹介する情報1の参考書は「学校で習っていなくても読んで理解できる 藤原進之介の ゼロから始める情報I」です。
KADOKAWAから2023年3月17日に出版されており、ページ数は354ページとかなり厚めです。
こちらも実際に購入して読んでみました。
読んだ感想ですが、先ほどご紹介した参考書「高校 とってもやさしい情報Ⅰ」と同様にイラストや図解よりも文字による解説が中心の参考書となっています。
1つ1つの用語の解説なども詳しく、情報1で学習するプログラミングについてもかなり詳しく・深く解説しているのが特徴です。
※情報1のプログラミング言語について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
また、練習問題も豊富に用意されているので、参考書で学習したことが理解できているか?をその都度確認することができるのも特徴です。
ページ数も参考書の中ではかなり分厚い方なので、情報1の基礎だけでなくもう少し応用的な内容も学習したい人にはピッタリの参考書だと思います。
※情報1の内容について詳しく解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
情報1の参考書④:高校教科書ガイド 実教出版版 高校情報I Python,高校情報I JavaScript,最新情報I
最後にご紹介する参考書は「高校教科書ガイド 実教出版版 高校情報I Python,高校情報I JavaScript,最新情報I」です。
文研出版から2022年3月24日に出版されています。ページ数は256ページです。
教科書ガイドとは学校の教科書の内容について詳しい内容や補足情報が記載されている参考書のことです。教科書を読み進めていくための補助的な役割を担います。
対象の教科書は実教出版から出版されている以下の3冊です。
- 最新情報I(情I705)
- 高校情報I Python(情I703)
- 高校情報I JavaScript(情I704)
教科書のほぼすべての問題の解答例が掲載されているのが最大の特徴です。情報1の予習や復習、定期テスト対策に役立つでしょう。
情報1の参考書を選ぶときのポイント
以上で2023年4月時点で販売されている4冊の情報1の参考書をご紹介してきましたが、最後に情報1の参考書を選ぶときのポイントについて解説して本記事を終了とします。
情報1はまだ開設されて間もない科目なので、そこまで多くの参考書が販売されていないのが現状です。
なので、ネットで情報1の参考書を購入するよりも、近くの本屋に行って実際に中身を見てからどの参考書を購入するかを決めるのがおすすめです。
※大きな本屋なら上記でご紹介した4冊すべてが販売されている可能性が高いでしょう。
上記でも解説した通り、情報1の参考書は
- イラストや図解による解説が豊富か
- イラストや図解よりも文字による解説が中心か
の2つに分けることができます。
そして、どちらが向いているかはその人次第です。自分がどちらの参考書が向いているかを判断するためにも、ぜひ本屋に足を運んで参考書を購入することをおすすめします。
いかがでしたか?今回は情報1の参考書まとめとして2023年4月時点で販売されている4冊の参考書をご紹介していきました。
ぜひ自分に合った参考書を選んで、情報1の勉強を効率的に進めていきましょう!